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一般社団法人
日本産業
精神保健学会
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日本産業精神保健学会
理事長 黒木 宣夫

 今回、高田勗前理事長のあと、本学会理事長を務めさせていただくことになった黒木でございます。

 2015年6月26日の本学会総会にて2016年4月1日より日本産業精神保健学会から一般社団法人・日本産業精神保健学会へ移行するとことが承認され、本年4月1日より法人格を有した団体へ移行しました。

 私と本学会との関係を振り返ってみますと、東京医科大学で加藤正明先生を中心に本学会の前身であった産業精神保健研究会(1989年発足)で「労災認定に伴う精神医学的問題」で報告したことを覚えていますが、この研究会が基礎となって日本産業精神保健学会が設立されたことはご存知のことと存じます。その後、順天堂大学の荒井稔先生、日本鋼管病院の島悟先生が事務局を担当され、順天堂大学教授の井上令一先生を設立準備大会長とし1992年に設立準備会が開かれ、前学会として産業精神保健シンポジウムが1993年7月10日に順天堂有山記念講堂で井上令一順天堂大学教授の主催で開催されました。

 本学会の設立目的は、職場におけるメンタルヘルスに関係した多職種のスタッフやメンタルヘルスの専門家・研究者が一同に介して意見交換を行い、協力して働く者のメンタルヘルスの保持増進を図ることを目的として1995年11月に加藤正明先生を理事長として設立されました。島先生が設立趣旨の原案を作られましたが、それによると1)精神科医、心療内科医、および産業医、産業看護職、心理職、ケースワーカー、衛生管理者などの多職種からなる企業内外のメンタルヘルス担当者間の有機的連携を図ること、2) 勤労者のメンタルヘルスに関連する調査、研究の成果を発表する場を提供すること、3) メンタルヘルスの専門家だけでなく、職域の管理監督者などメンタルヘルスに関係したスタッフを対象としたシンポジウムや講習会を開催すること等でありました。加藤正明理事長は2003年3月11日に亡くなられ、2003年6月より高田勗先生が理事長として就任されました。

 2009年12月14日、本学会を事務局長として牽引されてこられた島悟先生が59歳の若さで急逝されました。その後、神田東クリニックの院長である吉村靖司先生が、島悟先生の後任として事務局長に就任され、現在も本学会をまとめていただいています。

 高田勗前理事長は2016年3月21日に亡くなられ、同年5月15日に高田先生を偲ぶ会が開かれましたが、400人以上の多くの方々が集まられました。

 さて、本年3月11日に本学会定款が制定され、 4 月 1 日より施行されましたが、規則・細則は、執行理事会で案が作成され、今後、正式に公表する予定です。

 2015年12月にストレスチェック制度が50人以上の事業所に義務化され、この制度が各職場で実施されるにあたり、その現場の職場のメンタルヘルス問題が明らかにされてくる可能性があり、同制度が職場のメンタルヘルスに大きく貢献されることが期待されています。

 また現在、専門部会として産業医部会、精神科医・心療内科医部会、心理職部会、産業看護職部会、精神保健福祉士部会と5つの部会、委員会として編集委員会、渉外広報委員会、財務委員会、教育研修委員会、表彰選考委員会、会則検討委員会、研究推進委員会、倫理委員会、代議員選出委委員会が員会、選挙制度検討委員会、精神疾患と業務関連性に関する委員会、自殺予防委員会、専門職委員会と13の委員会設置が検討されており、今後、専門職集団としての産業精神保健への関わり、さらに上記委員会が相互に交流、活動することによって本学会がさらに発展することが期待されております。

 学会会員の皆様、代議員、理事・監事の皆様のご理解とご協力を切にお願いする次第でございます。

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